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Hiraoka Tea Garden - Yunomi.life
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平岡茶園

(7点の商品)

狭山茶は、宇治茶、静岡茶と並んで日本三大銘茶の一つに数えられ 「味の狭山」と言われるほど、その味わいは格別です。埼玉県狭山市は冷涼な茶産地であるため、茶葉が厚く、栄養分を豊富に蓄えています。平岡茶園では、茶の枝をできるだけ残すように細心の注意を払っています。そうすることで芽の数を減らし、一枚の茶葉に多くの栄養分を蓄えることができ、味わい深く豊かなお茶に仕上がるのです。丹精込めて作った狭山茶をぜひご賞味ください。

狭山茶とは何ですか?なぜ特別なのですか?

狭山茶は、主に埼玉県西部および東京都西多摩地域で生産される日本茶の地域名です。日本で最も寒い茶産地であるため、茶の収穫時期は一番二番茶(春と夏)に限定されることが多いです。冷涼な気候のおかげで、狭山茶は葉が厚く、深い旨味と深いコクがあり、その素晴らしい味わいで知られています。

狭山茶のもう一つの特徴は、狭山地域の茶農家の多くが自給自足型であることです。つまり、自ら茶園を持ち、自ら加工し、自ら販売するのです。それぞれの茶農家が、自分たちの美味しいお茶を作ることに強いこだわりと情熱を持っているため、狭山茶はそれぞれ大きく異なります。こうした意味で、狭山は多様性に富んだ茶の産地と言えるでしょう。最後に、狭山茶は宇治茶、八女茶とともに日本三大茶産地の一つとして知られていますが、国内はおろか、海外にも広く流通していない希少なお茶です。

お茶の色は静岡茶、香りは宇治茶、味は狭山茶という有名な茶摘み歌があります

江戸時代から続く伝統的な茶栽培

平岡茶園では、この地域で認められた伝統農法*である「落ち葉堆肥農法」を江戸時代から300年以上受け継いでいます。先人たちはこの土地で木を植えて森を作り、落ち葉を集めて畑の堆肥として利用してきました。この農法は、栄養分の少ない火山灰土壌を徐々に肥沃な土地へと変えていきました。現在では、都市部に位置しながらも、低地の森林に独特の景観と生物多様性が保たれています。2017年には、この地域が「武蔵野の落ち葉堆肥農法」として国の重要農業遺産に認定されました。

特別な栽培方法

環境に配慮した農業を目指し、地域の慣行栽培に比べ、農薬使用量と化学肥料としての窒素使用量を50%以上削減しています。また、埼玉県の特別栽培品の認定も取得しています。EUへの輸出にあたっては、残留農薬検査も実施しています。

より深い味わいを目指して

狭山茶は前述の通り、その美味しさで知られています。平岡茶園では、狭山茶の美味しさをさらに引き立てるべく、様々な工夫を凝らしています。その方法とは?茶樹の手入れにおいて、枝をなるべく切らないようにすること。そうすることで茶樹の枝が太くなり、芽の数が少なくなるため、一つ一つの芽が大きく育つ可能性が高まります。これは「 芽重型栽培」 呼ばれる栽培方法で、この栽培方法では一枚の茶葉に多くの栄養分を蓄えることができ、より豊かな茶葉に仕上がるのです。また、お茶の味や旨み(甘み)を高めるために、お茶の種類によっては、遮光という工程でアミノ酸含有量を増やすことも行っております。

良質なお茶づくりへのこだわり

爽やかな香りの新茶を作るには、摘み取ったばかりの新鮮なうちに酸化発酵を止めることが不可欠です。平岡茶園は茶畑と製茶工場が近いため、畑から収穫した茶葉をすぐに工場に運び、加工できるという恵まれた環境にあります。狭山茶の特徴である肉厚で栄養分が豊富な茶葉は、芯まで蒸すのが難しいという難点があります。そのため、通常よりも長く、たっぷりの蒸気で蒸すことで酸化発酵を止めています。つまり、平岡茶園の新茶は中蒸しから深蒸しの煎茶と言えるでしょう。その後、揉む工程では人肌程度の温度に設定し、じっくりと揉み込み、旨みを引き出します。

一方、紅茶を作る際には、時間をかけて自然に萎凋させる(いちょうか)という工程が重要です。平岡茶園では、無理に萎凋させるのではなく、ゆっくりと香りを醸し出すようにしています。実際、煎茶にもこの手法を取り入れ、お茶本来の香りを引き出す「萎凋煎茶(いちょうせんちゃ)」を製造しています。


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