江戸時代には、陶磁器や焼き物は、大名や幕府への献上品として使われていました。
鍋島焼は、17世紀後半に九州で鍋島家によって創設された陶磁器です。鍋島家は、著名な有田焼の技法を継承しながら、独自の様式（家名にちなんで鍋島焼と名付けられました）を確立しました。
鍋島家の記録や現存する陶磁器から、鍋島焼の製作には明確な作法があったことが分かります。「鍋島焼と意匠帳」展で展示される作品は、鍋島焼の最高峰の品質と技術を物語っています。意匠帳には、図案が描かれているだけでなく、作家たちの創作意欲を高めるための指示書も記載されています。
期間：2014年1月7日～2014年3月30日
営業時間：午前10時～午後5時（入場は午後4時30分まで）
場所：戸栗美術館（渋谷区）
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
戸栗美術館の鍋島焼展がYUNOMIに初登場しました。
