導入
鹿児島県霧島市牧園町にある「幸喜園茶園」は、曽祖父の代から60年ほど前から続く、家族経営の小さな茶園です。現在では、家族で営む小規模な茶園で、様々な種類のお茶を生産しています。茶摘みから加工まで、家族で丹精込めて茶園を管理しています。浅蒸し茶やほうじ茶に加え、幸喜園の若手農家である姉妹のゆりえさんとあかねさんは、近年、新しい品種にも挑戦し、美味しい和紅茶を作っています。また、かけ干し米や原木しいたけの生産・販売も行っています。
霧島
鹿児島県有数の茶どころとして知られる霧島は、温泉などの水資源に恵まれ、美味しいお茶が作られる地域です。特に霧島茶は、その香り高く甘い味わいで知られています。高貴園茶園は、天孫降臨伝説が残る霧島連山の麓にひっそりと佇んでいます。鹿児島県は南に位置することから日本の中でも温暖な気候をイメージしますが、高貴園のお茶は標高約300メートルの比較的涼しい気候で生産されています。

川口姉妹
次世代の茶農家として、香季園の川口あかねさんと由里恵さんの姉妹は、美味しい和紅茶づくりはもちろんのこと、お茶のパッケージにも工夫を凝らしています。和紅茶づくりにおいては、香り高く、飲んで楽しいお茶を目指し、常に試行錯誤を続けています。Yunomiでは浅虫煎茶のみの取り扱いでしたが、今年(2023年)は和紅茶のコレクションも展開予定とのことなので、ぜひご賞味ください(香季園コレクション近日発売予定)。パッケージデザインも、消費者がどんな風にお茶を楽しみたいかをイメージしながら、お二人でアイデアを練り上げています。
川口あかねさんの素敵なエピソードの一つは、静岡県で学んだ際に手揉み茶の技術を学び、手揉み茶の大会に出場した経験があることです。彼女は手揉み茶の体験を多くの人に伝えようと努めており、過去の参加者のサインが入ったほういろ台も設置しています。いつか、ほういろ台の裏側がサインでいっぱいになるのが彼女の夢です!

