こんにちは!梅、桜、モクレンの花が美しく咲き、ウグイスの希望に満ちた鳴き声が聞こえ、日本では春の訪れを感じ始めています。あなたの周りでは、どんな新しい香りや芽吹き、景色が見られますか?

変化といえば、3月の月はご覧になりましたか?もうすぐ満月ですね。日本では3月7日ですね。そこで今回は、先月の満月(2023年2月6日)に収穫されたお茶、杵塚あゆみさんの「わはは三年番茶」をご紹介したいと思います。

まず、このお茶の話に入る前に、三年番茶(日本語:三年番茶)とは一体何でしょうか? 番茶は民間茶として知られ、一般的には非常に大きなサイズ(つまり、煎茶よりも大きい)に成長させた葉から作られたお茶を指します。また、番茶は通常、秋から初冬にかけて摘まれた茶葉から作られています。三年番茶は、3年間成熟した茎と葉、または3年間刈り取られていない木から作られた番茶です。三年番茶の概要をより詳しく読みたい場合は、以前の記事「日本茶を発見:三年番茶」をご覧ください。今日私が注目するお茶、あゆみさんのわはは三年番茶は後者のカテゴリーに該当し、3年間放置された木から作られた三年番茶です。

ワハハ三年番茶の物語
ワハハ三年番茶に初めて出会った時、その名前にすっかり魅了されたことを覚えています。当時は三年番茶が何なのかも知らず、なぜ「ワハハ」という名前が付けられたのか、特に興味を惹かれました。しかし、あゆみさんと話すうちに、「ワハハ」という言葉は、放置された茶樹を収穫し、この特別なお茶を作るために集まるお茶好きの仲間たちの笑い声や友情を表しているのだと分かりました(注:日本の茶業の状況をご存知ない方のために説明すると、高齢化により茶畑で働けなくなる農家が増え、放置された茶畑や手入れの行き届いていない茶畑が増えています)。そのため、このお茶は多くの人の協力のもとで収穫されます。翌日、収穫されたお茶はピースティーファクトリー(静岡県川根町)に運ばれ、そこで茎や枝はチップにされ、葉と茎は分けられ、薪火でじっくりと時間をかけて焙煎されます。

このお茶のもう一つの特筆すべき特徴は、一年で最も寒い時期である2月の満月の日に摘み取られることです。もしかしたら、このお茶がこんなにも心地よく、風味豊かなのは、月の光が秘めているのかもしれません!あゆみさんとお友達は、満月以外の日に摘み取る実験も行い、満月の方がより美味しいお茶だと結論づけました。このお茶を飲む時、仲間たちの笑い声(ワッハッハ)や、このお茶の産地である静岡県藤枝の山々の息吹が聞こえてくるような、そんな願いをあゆみさんは抱いています。
家族みんなで楽しめる心温まるお茶
このお茶が家族や友人とシェアするのに素晴らしい理由は他にもあります。カフェインとタンニンが非常に少ないため、子供からお年寄りまで(赤ちゃんでも!)一日中楽しむことができます。実際、あゆみさんの子供たちは水筒に「わはは三年番茶」をいっぱい詰めて、幼稚園や小学校に持って行きます(給食の時間にもこのお茶を飲んでいます!)。このお茶は茶葉だけでなく、茎も含まれているため、特に寒い日に体を温めてくれます。実際、このお茶は一般的に葉(30%)よりも茎(70%)が多く含まれているため、包装されていないお茶そのものを見たら、木片と間違えるかもしれません!

三年番茶の素晴らしい点は、淹れたてのお茶を熱いまま置いても、味が落ちないことです。緑茶や紅茶は温かいまま置いておくと酸化して風味が落ちてしまうため、この点が異なります。一方、三年番茶は朝淹れて一日中温かいまま置いておくことができます!例えばあゆみさん宅では、薪ストーブを焚いているので、いつでも美味しく飲めるそうです。妊娠中や授乳中のご友人への贈り物にも喜ばれること間違いなしです。 日本の素晴らしい女性茶農家を応援できるだけでなく、三年番茶は妊婦や授乳中の女性にとっても安全で健康的なお茶なのです。
さあ、これが今日のYunomiの注目のお茶です。 あゆみさんの「わはは三年番茶」 、ぜひお試しください。本当に家庭的な味わいですよ!
杵塚あゆみさんについてもっと知りたい方は、Yunomiのページや最近のインタビューをご覧ください。
注目の画像:3年分の番茶の収穫に協力するあゆみさんと友人。写真提供:杵塚あゆみ