にがりって何ですか?
にがり…聞いたことありますか? 知らないなら、にがいはどうですか?
「苦い」は日本語で「苦い」という意味です。この語源から「苦汁」が生まれました。「苦汁」とは、海水から塩を沈殿させた後に残る液体のことです。かつては製塩の副産物に過ぎませんでしたが、日本では人々の生活に非常に重要なものとなり、苦味も持ち合わせています。
昔、特に塩を作る地域では、にがりは擦り傷や切り傷の治療に使われていました。にがりには、塩化マグネシウムをはじめとする豊富なミネラルに加え、カルシウム、塩化カリウムなど50種類以上のミネラルが含まれています。マグネシウムは傷の治癒を助けます。
しかし、にがりの最も重要な役割は、7世紀に中国から豆腐がもたらされて以来、豆腐を作る際の凝固剤としての役割です。ここ100年ほどで豆腐用の凝固剤はいくつか発明され、新しい凝固剤はにがりよりも扱いやすくなっていますが、豆腐作りには今でもにがりが人気です。なぜにがりがこんなに人気なのでしょう?それは…にがりを使った豆腐は美味しいからです!にがりのほろ苦さが、豆腐の主原料である大豆の旨味を引き立てるからです。
ニガリのニューウェーブ
最近、日本ではにがりが新たな形で注目を集めています。ミネラルは人体にとって重要な栄養素ですが、玄米、海藻、大豆といった伝統的な食品をあまり食べていない日本人は、特にマグネシウムをはじめとするミネラルを食事から十分に摂取できていません。そこで、健康維持のためににがりを摂取する人が増えています。にがりは体に良いだけでなく、豆腐などの食品のうま味を引き立てる効果もあります。
にがりは色々な使い方ができます。暮らしの中でどのように活用できるか、ご紹介します。
1. 料理や飲み物に数滴加える
紅茶やコーヒーなど、どんな飲み物にも入れてみてください。ウイスキーにニガリを加えると、熟成したウイスキーのようなまろやかな味わいになるので、ウイスキーに入れるのがお好きという方もいらっしゃいました。煮込み料理にニガリを加えると、肉が柔らかくなります。ご飯を炊くときにもニガリを加えると、ツヤツヤで弾力のあるご飯が炊けますよ。
2. 薄めたにがり水を植物に与える
1000~2000倍に薄めて、花、トマト、ピーマン、スイカなどの植物に4~5日ごとに水を与えてください。野菜や果物がより甘くなります。
3.豆腐を作る
ぜひお試しください!簡単レシピ:自宅で豆乳から豆腐を作ろう!
本日のおすすめ
暖流と寒流の合流点である奥能登の海水を使用し、様々なミネラルを豊富に含んでいます。

